男性の着物は元祖腰パン!?

こんにちは、着付け家庭教師の舞です。

タイトル見て

「…んっ!?(゚ω゚)」

ってなった方多いかと思います。笑

「どういうこと??」

って。笑

今回は男性の着物
特に帯の位置についてのお話をします。

最近はあまり見かけなくなりましたが

10年くらい前
巷では若い男性の間で

ダボダボのパンツをトランクスが見えるくらい
時にはお尻の割れ始めが見えるくらい(笑)下げて履くのが流行っていました。

そんな男性を見る度
同世代だったけど

「ちゃんと履きなさい!!!」って

叫びながらパンツを上げる想像をよくしたものです。笑

でもね、着物を習い始めて知ったんですけど

男性の着物って

まさに腰パンの位置で帯を締めるんです。

それがもう、かっこいいのなんのって。

洋服、特にパンツだと分け目が分かるから
明らかに胴長短足に見える(…から極端なのは好きではない。笑)んですけど

和服だとどこからが分け目か分からないから

足の長さなんて気にならないし

とてもかっこよく見えます。

それに帯で下っ腹を抑えるので

下っ腹が出てると目立つ洋服と違って

着物だと気にならない

むしろカッコよく着られちゃうんです!

最近では夏に甚平ではなく浴衣を着ている男子を多く見かけますが

腰パンの位置でビシッと結んでるのを見ると

「お!色っぽいねー!日本男児!」

と思います。

その中で腰より上で帯を巻いて男性を見かけると…

とても残念な気持ちになっちゃうんですよね。

ナヨナヨに見えてしまう。

「せっかくお顔はかっこいいのに!」

と残念な気持ちになってしまいます。

男性の帯の位置は

ウエストに近づけば近づくほど女性の印象に近づいちゃうんですよね。

なので!

もし彼氏さんや旦那さんに浴衣を着てもらう時は

「腰パンの位置」で帯を巻くようにアドバイスしてあげてください(*^^*)

腰パンがわからない方は

「下っ腹を帯で押さえて腰骨に引っ掛ける感じで!」

とアドバイスしてあげてください。

ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれ神奈川出身/元フォトスタジオ専属着付け師/趣味;映画、音楽、語学、旅行、手芸、ドライブ、カラオケ/好きなアーティスト;C&K、Superfly、Perfume/好きな言葉「笑う門には福来る」